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こんにちは!
元カーテン施工部ごとうです。
今回は木製ブラインドのスラットの交換についてお話します。
はじめに
『スラット』とはブラインドの羽の事です。
お客様からよくご相談いただくのは「ブラインドの羽が折れてしまったがどうしたらいい?一枚だけ交換可能ですか?買い替えですか?」などです。
程度にもよりますがスラットは一枚から交換できます。
当店でご購入いただいた商品の場合はご購入データが残っている可能性があるのでご注文時のお名前やご住所で検索できます。お問合せくださいませ。
他店でのご購入の商品の場合、国内の有名メーカーですと【メンテナンスシール】というシールが製品に貼ってあります。
こちらの写真を撮って持ってきていただくと、スムーズです。
ラダーコード仕様の交換方法
今回の製品は タチカワブラインド【フォレティア チェーン式50mm】です。
メーカーや製品によってボトム(最下段の部分)の形状が異なります。
まずはラダーコード仕様について説明します。
ラダーコード仕様とは
スラットを上げ下げする為の昇降コードを隠さず、そのままの状態の仕様のことです。
コードは細い紐で、後ほど説明するテープ仕様は太い紐だと思ってください。
コード仕様はテープ仕様に比べてすっきりとした印象になります。
ただ、ブラインドを上げ下げする昇降コードを通す穴からの光漏れが発生するので、光の侵入を防ぎたい寝室や書斎にはあまり向いていません。
では、交換していきましょう!
必要道具
・交換用のスラット 枚数分
手順
①ラダーコードを引っ張って、テープホルダーを取り外してください。
②テープホルダーを取外したら、昇降コードを引き出します。
後で結び玉の位置がわかるようにマーキングをして結び玉をほどいてください。
③結び玉をほどいた昇降コードを交換するスラットの位置まで引き抜いてください。
後で昇降コードを戻すため、昇降コードの通し方を覚えておいてください。
④傷んだスラットを引き抜いて、新しいスラットを入れてください。
⑤昇降コードをスラットの穴に通していきます。③の昇降コードを引き抜く前と同じ状態で通してください。
⑥昇降コードをボトムレールの穴に通し、コードガイドを通してから、マーキングした位置で二重の結び玉を作ってボトムレールの中に納めてください。
⑦ラダーコードの端部をテープホルダーの中心に押し込んでください。
⑧ラダーコードを元の位置に取り付けてください。
完成です。
ラダーテープ仕様の交換方法
こちらもタチカワブラインド【フォレティア チェーン式50mm】で説明します。
ラダーテープ仕様とは
スラットを上げ下げする為の昇降コードを隠すテープが付いている仕様のことです。
様々なお部屋のシーンやテイストに合わせてラダーテープを選ぶことができます。
また、テープで昇降コードを隠すため コードを通す穴からの光漏れを防ぐことができます◎
デメリットとしては、ブラインドを畳んだ時にテープが少し前に出てくることがあります。
では、交換していきましょう!
必要道具
・プラスドライバー(プラス2番)
・交換用のスラット 枚数分
手順
①ホルダーカバーをスライドさせて取外し、プラスドライバーでボトムレール下側についているボトムホルダーベースを取外してください。
②ボトムホルダーベースを取外したらラダーテープをめくり、昇降コードを引き出します。
後で結び玉の位置が分かるようにマーキングをして結び玉をほどいてください。
③結び玉をほどいた昇降コードを、交換するスラットの位置まで引き抜いてください。
④傷んだスラットを引き抜いて、新しいスラットを入れてください。
⑤昇降コードをスラット穴とラダーテープに通していきます。
ラダーテープに通すときは、複数ある横糸の中心に昇降コードを通してください。
⑥昇降コードをボトムレールの穴に通し、コードガイドを通してから、マーキングした位置で二重の結び玉を作ってボトムレールの中に納めてください。
⑦固定ビスでボトムホルダーベースを元通りに取り付けて、ホルダーカバーを矢印方向にスライドさせて元通りに取付けてください。
当店に御来店頂けましたら実物がございますので直接お伝えすることも可能です☺
ぜひご来店お待ちしております。
大阪枚方市の枚方家具団地にある《 天然木・天然オイル仕上げ家具の店 》です。
自社工房と連携して、家具の修理やお手入れ方法も丁寧にお伝え致します。カーテン・ラグも充実しております。
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