オシャレな見た目が魅力のロールスクリーン。
使ってみたいけれど、通常のカーテンとは取り付け方が違うから、なかなか手が出せていない・・・という方もいらっしゃるかもしれません。
実は、ロールスクリーンの取り付けには「取り付け方法を選ぶ→採寸する→購入する→取り付ける」という手順があります。
この手順を守って適切な方法で取り付けをおこなえば、理想通りのロールスクリーンを、とってもカンタンに取り付けられます。
今回は、この「取り付け方法を選ぶ→採寸する→購入する→取り付ける」という手順に沿って、ロールスクリーンの失敗しない取り付け方をご紹介します。
わかりやすく丁寧に解説していますので、ぜひ最後までお読みください。
もし記事を読んでもわからないことがあった場合には、ぜひお気軽に当店までお問い合わせください。
取り付け方法の種類
ロールスクリーンには、2種類の取り付け方法があります。
取り付け方法によって採寸方法が変わるため、ロールスクリーンを購入する際にはまず、どの方法で取り付けるかを決めておくようにしましょう。
ここでは、2種類の取り付け方法について、特徴を解説します。
天井付け | 正面付け | |
---|---|---|
取り付け方 | 窓枠の内側に取り付ける | 窓枠を覆うように取り付ける |
見た目 | ||
メリット | ・スッキリした見た目で取り付けできる ・窓周辺にも家具を設置できる | ・隙間からの光漏れを防げる ・外からの視線を防げる ・窓が大きくみえる |
デメリット | 両サイドの隙間から光が漏れる | 窓枠の外に出た部分が目障りに感じる可能性がある |
天井付け
窓枠内の天井部分に付けることから、天井付けと呼ばれます。
窓枠にピッタリと収まるため、スタイリッシュな印象にできます。
また、ロールスクリーンの占める面積が小さくなるため、部屋に圧迫感を与えないという点もポイントです。
ただし、窓枠よりも製品が小さい分、窓枠と製品との間に覆いきれない隙間ができるため、光が漏れてしまいます。
よって、遮光性を大事にしたい寝室などには、あまり向かない取り付け方だと言えるでしょう。
正面付け
窓枠に対して正面を覆うように取り付けるため、正面付けと呼ばれます。
窓枠よりもカーテンの方が大きくなるため、プライバシー保護や遮光性向上にぴったりの取り付け方法です。
また、窓が大きく見えるため、明るく開放的な印象を演出できます。
ここまで、ロールスクリーンの2種類の取り付け方について大まかに解説しました。
続いて、目的や場所ごとに、あなたにぴったりの取り付け方法の選び方をご紹介します。
目的や場所で選ぶ!取り付け方法の選び方
取り付け方法を選ぶ際には、ご自身がロールスクリーンを取り付ける目的や、取り付けようとしている場所に基づいて判断する必要があります。
具体例を挙げますので、取り付け方法を選ぶ際の参考にしてください。
なお、自分では取り付け方法が選べない場合や、うまく取り付けられるか不安な場合は、プロに依頼することも可能です、ぜひ一度ご相談ください。
もちろん、この記事で後ほど紹介する「取り付け手順」の解説を読んでいただければ、あなたも自分で取り付けられるはずですので、ぜひ気楽に読み進めてみてください。
フラットでスッキリした窓、部屋の間仕切りは「天井付け」
お部屋の間仕切りに使う際には「天井付け」がオススメです。
部屋の中間など、壁がない場所でも可能な取り付け方だからです。
光を遮りたい部屋に取り付ける場合は「正面付け」
寝室など、遮光性を高めたい部屋に取り付ける際には「正面付け」がオススメです。
窓を丸ごと覆う取り付け方法のため、光の漏れを防げます。
あなたにピッタリの取り付け方法はわかりましたか?
それでは次に、各取り付け方法でロールスクリーンを設置する際の、採寸方法を見てみましょう。
採寸方法
正確に採寸するのは非常に重要です。
ハーモニックハウスでは、採寸に基づき、あなたの部屋にぴったりのロールスクリーンをつくれます。
ぜひお気軽にお問い合わせください。
採寸に基づいてぴったりのロールスクリーンをつくりたい方はこちら
よくある失敗
まずは、採寸にまつわる失敗例を見てみましょう。
こうした失敗は、実際に体験してみないと案外見落としがち。
ぜひ参考にしてください。
【失敗例1】ロールスクリーンが収まらない・・・!
天井付けでロールスクリーンを取り付けようと思い、窓枠の実寸ピッタリのロールスクリーンを買いました。
商品が到着して取り付けようとしたところ、窓枠の内側に収まらず、取付けできませんでした・・・。
対処法
天井付けをおこなう場合には、窓枠の実寸からマイナス1cmした、商品のサイズを選びましょう。
実寸ピッタリの商品を買ってしまうと、スクリーンが窓枠に収まりきらず、取り付けできなかったり、上げ下げできなかったりといった失敗の原因になります。
【失敗例2】部品(ブラケット)の取り付けスペースがない
しっかりと採寸し、問題なくロールスクリーンを購入できました。
しかし、いざ取り付けようとしたところ、取り付け用の部品を設置するスペースが足りず、せっかくのロールスクリーンが使えませんでした・・・。
対処法
ロールスクリーン本体だけでなく、取り付け用の部品である「ブラケット」のサイズもチェックする必要があります。
購入しようとしているロールスクリーンの製品仕様などに記載されていますので、忘れずに確認しておきましょう。
【失敗例3】スキマが空いてしまった
窓をしっかり覆って遮光性を高めたかったので、正面付けで取り付けたのですが、左右のスキマから光が漏れてしまいます・・・。
対処法
遮光性を高めたい場合にオススメの「正面付け」ですが、採寸時にも工夫が必要です。
しっかりと窓枠を覆いたいのであれば、実寸から最低でもプラス4cmのサイズで商品を購入するようにしましょう。
天井付けの採寸方法
採寸場所は、窓枠の内側です。
幅は、窓枠の内側寸法からマイナス1cmしてください。
高さは、窓枠の内側寸法のままで大丈夫です。
正面付けの採寸方法
採寸場所は、窓枠の外側です。
幅・高さともに、窓枠の外側寸法から5~10cmほどプラスしてください。
ここまで、ロールスクリーンを購入する際にチェックすべき内容をご説明しました。
取り付け方法が決まり、採寸ができたら、あなた好みのロールスクリーンを選んでみましょう。
デザインや機能性など、さまざまな特徴があるので、見比べるだけでも楽しめること間違いなし!
私たちハーモニックハウスで取り扱っているロールスクリーンも、ぜひ覗いてみてくださいね。
ハーモニックハウスで取り扱っているロールスクリーン一覧はこちら
いよいよ、ロールスクリーンの具体的な取り付け手順を解説します。
手順をご覧になりながら実際に取り付け作業をおこなっていただくのもオススメです。
カンタンな取り付け手順
ご自身の希望にぴったりのロールスクリーンが手に入ったら、いよいよ実際に取り付けをおこなっていきます。
各取り付け方法ごとに、具体的な取り付け手順を解説します。
天井付けの場合
天井付けの場合は、以下の2ステップで取り付けます。
- 【ステップ1】ブラケットを設置する
- 【ステップ2】ロールスクリーン本体を装着する
具体的に見ていきましょう。
【ステップ1】ブラケットを設置する
まずは、ロールスクリーンを取り付けるための部品である「ブラケット」を設置します。
十分な強度が確保できるよう、木枠の厚みが2cm以上ある場所に設置するようにしましょう。
ブラケットは、ロールスクリーン本体の両端から4~7cmほど内側にくるように取り付けます。
ブラケットが3個以上ある場合は、ブラケットの間隔が均等になるように設置してくださいね。
【ステップ2】ロールスクリーン本体を取り付ける
ロールスクリーンの本体上部(ヘッドボックス)を、ブラケットのツメに引っ掛けます。
その後、カチッと音がするまでしっかりと押し込んでください。
ロールスクリーンがしっかりと固定されれば、取り付けは完了です。
正面付けの場合
正面付けの場合も天井付けの場合と同様、以下の2ステップで取り付けます。
- 【ステップ1】ブラケットを設置する
- 【ステップ2】ロールスクリーン本体を装着する
具体的に見ていきましょう。
【ステップ1】ブラケットを設置する
まずは、ロールスクリーンを取り付けるための部品である「ブラケット」を設置します。
十分な強度が確保できるよう、木枠の厚みが2cm以上ある場所に設置するようにしましょう。
ブラケットは、ロールスクリーン本体の両端から4~7cmほど内側にくるように取り付けます。
ブラケットが3個以上ある場合は、ブラケットの間隔が均等になるように設置してくださいね。
【ステップ2】ロールスクリーン本体を取り付ける
ロールスクリーンの本体上部(ヘッドボックス)を、ブラケットのツメに引っ掛けます。
その後、カチッと音がするまでしっかりと押し込んでください。
ロールスクリーンがしっかりと固定されれば、取り付けは完了です。
【ステップ3】スクリーン本体を取り付ける
ロールスクリーン本体上部についているツメを、ブラケットのツメに引っ掛けます。
その後、カチッと音がするまで押し込んでください。
ロールスクリーンがしっかり固定できたら、取り付けは完了です。
まとめ
本記事では、ロールスクリーンを失敗せずに取り付けるために、取り付け方法の違いや採寸方法、取り付け手順などを解説してきました。
取り付け方法には以下の2種類があり、目的や設置場所によって、最適な方法を選ぶ必要があります。
- 窓枠の内側に取り付け、すっきりした見た目が魅力の「天井付け」
- 窓枠を覆うようにとりつけ、遮光性の高さが魅力の「正面付け」
採寸方法や取り付け手順も、取り付け方法によって異なるため、事前にしっかりチェックしておきましょう。
本記事ではロールスクリーンの選び方については詳しく解説しませんでしたが、ロールスクリーンを選んでみたい!という方は、ぜひ以下のページでご希望の商品を探してみてください。
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