STEP1
凹み部分の表面のオイルをサンドペーパーで削り取る。
- - POINT -
- 木に水分を与えて凹みを直すため、表面の汚れやオイルを取り、素の木の状態にさせ水を吸収させやすくします。
凹んでいる箇所が一部分でも、広い範囲で削るようにしましょう。
木部が欠けてしまっている場合は、この方法での補修はできません。
凹みに気が付いた時、早めにこの作業を行っていただくと修復しやすいです。
STEP2
凹み部分に水で濡らした布を置き、熱したアイロンを10秒程あてる。
- - POINT -
- 水分が垂れない程度に絞った布を使用すること。
STEP3
凹みの戻り具合を確認し、戻らなければSTEP2の作業を繰り返す。
- - POINT -
- 繰り返す場合は、都度布を水で濡らすこと。
布が乾いたまま行うと、木部の変色や布が焦げたりします。
STEP4
木部が濡れているため、半日~1日乾かす。
STEP5
凹みを直した部分をサンドペーパーで軽く研磨する。
- - POINT -
- 木部が水分を吸収し、表面が毛羽立ちやすくなっているため、つるつるに戻します。
サンドペーパーでなくても、不織布研磨材でオイルを塗りながら研磨しても◎
STEP6
木に浸透しなかったオイルを、布で拭き取る。
- - POINT -
- ここでしっかりオイルを拭き取る!
べたべたした状態のままだと、埃が付きやすく汚れの原因になります。
カルデットオイルが付いた布やスポンジは、水で濡らして処分するか、瓶などに入れて保管してください。そのまま処分すると発火する恐れがあります。
STEP7
半日ほど乾かす。
- - POINT -
- ダイニングテーブルなどは、就寝前に塗ると翌朝そのままご使用いただけます。