前回ご紹介した
ハーモニックハウスがたいせつにしていること②木の家具、オイル塗装の家具との暮らし方
では、木の家具のお手入れの必要性についてなどをご紹介いたしました。
その中で、
お手入れをしなくても構わないとお伝えしましたが、した方がよいのは間違いないですし、
私たちは木の心地よい肌触りを維持するためにも、ぜひ時々お手入れをしていただければと考えています。
そして、
お手入れをして手間をかけるということが、家具に対して “愛着が湧いてくる” ひとつの理由になるのではないか?
という考え方をご紹介したいと思います。
愛着の湧く理由とは?
その①
柱の傷は成長の証!
傷もまた思い出。
ガラスや石と違い、
柔らかいから木は良いのであって、
へこんだり傷がついたりはある意味当たり前。
そして、
傷がついたり落書きされたり、
たまに輪染みがついてしまったり、
いろんなことがありますが、
木の家具は経年変化もするし日々変わっていくもの。
そして、
ちょっとした傷も時間とともに
使っていると馴染んでしまい目立たなくなっていきます。
だからあまり気にせずに使って、自分たちが使った証がどんどんたまっていくと捉えるのはどうでしょう?
そうした証がたまっていくからこそ、そうした家具には特別な愛着が生まれていくのではないかな?と私たちは考えます。
傷や輪染みが出来たときは悲しいものですが、
使っていくと馴染んでわからなくなっていくもの。
木は変化していくものと捉えて、
時間とともに変わっていく姿を楽しんでもらえればうれしいです。
その②
長く使うと出てくる
“味”があるから、
長く使いたくなる!
木にはそれぞれに独特の経年変化があります。
例えば、
オーク材は徐々に色が濃くなりますし、
ウォールナットは逆に色が薄くなって、赤みを増してきたりします。
もちろん
初めの新鮮な木の色味も美しいのですが、経年変化は長く使わなければわからない魅力。
どんな風に木の風合いが変化していくかワクワク楽しみになるし、
どんな風に成長するか見守りたくなるような気持にもなってくる。
そして、
結果長く使いたくなってくる。
それが木の家具の魅力だと私たちは考えます。
その③
自分でお手入れができること!
木の家具は味が出て
長く使いたくなることと同時に、“長く使える”ことも大きな魅力。
特にハーモニックハウスでお勧めしているオイル塗装は、
お手入れはもちろん、サンドペーパーを使って
ご自身で汚れや傷を綺麗にするメンテナンスが出来るのが大きなポイントです。
日々のお手入れや、
時々しっかりとメンテナンスをすることで、
手間暇をかけた自分だけの家具になり、より愛着が湧いてくるのではないでしょうか?
そして、
お手入れがもたらす効果として、もう一つ大切なことは、より美しい経年変化になっていくことです。
例えば、
お庭に草が生えっぱなしで“放置している自然”と、
手入れをしてそれぞれの植物が生き生きと育つような環境を作った“自然に見える整えられた自然”はやはり違いますよね。
私たちが木の家具をお手入れをしてもらえると嬉しいな、と思うのはそういった理由からなんです。
→ハーモニックハウスが大切にしていること04/無垢材に対する姿勢

大阪枚方市の枚方家具団地にある《 天然木・天然オイル仕上げ家具の店 》です。
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